輸入子供服MICHELLのみなみです。こんにちは。
先日、お食事エプロンの記事を書いていた時、ふと「そういえばうちの子、離乳食食べなかったんだった」と思いだしました。そう、全く食べなかったんです。
当時はなんでだろう?作るものがよくないのかな?など色々悩んだものでした。途中からは開き直ってましたが(笑)
私と同じように悩む方への参考になればと思い、我が家の体験談を書こうと思います。
離乳食と娘とわたし
離乳食ってどんなイメージですか?楽しみ?めんどくさい?
私はとっても楽しみにしていました。
料理が好きなわけでも凝るタイプでもないにもかかわらず、インスタグラムの可愛い離乳食をアップしている方の写真を見て、私もこんな可愛い食事を作りたい♡だったり、栄養素を勉強しようかな、だったり、離乳食をパクパクと食べてくれる娘に期待を膨らませ、生後5か月になるのを心待ちにしていた程。
大人の食事姿を見て、興味がありそうに見ている娘に心配はしていませんでした。
早速離乳食スタート!しかし・・・
そんな私が離乳食をスタートさせたのは娘が生後5か月の時。ちょうどゴールデンウィークで夫も自宅にいたので、これを機にはじめよう!とスタートさせました。
これが悩みのはじまりだったことも知らず・・・
生後5か月
エプロンを用意し、10倍粥をせっせと作ってさっそく「あーん」。最初の一口はほとんど口を開けることもありませんでしたが、「ま、こんなもんか」と気にしていませんでした。
それから2日目・3日目とお粥をあげたものの、全く口が開かない!
もはや口にほとんど押し込み、だらーっと出てくる感じ。笑
お粥って1口ずつ増やしていきましょう、ってなっていますよね。いやいや、増える気がしませんでした。お粥の作り方を変えてみたり、食べさせる時間を変えてみたり、授乳の途中であげてみたり、色々試しましたが全く効果なし。逆に口の開かなさ具合は増していくようでした。
そして7日目、一旦離乳食やめました。
離乳食は1回始めたらやめられない!そんな文言を多く目にしていたので、すごく悩みました。しかし、口を開けない娘を見ているとこのまま続けるのが母娘にとって良いとも思えず。また、その頃の娘はぷっくぷくに太っていたので、栄養が足りていないわけではなさそう。娘には始めるのが早かったのかな?と思うことにし、生後6か月頃に再スタートしてみることにしました。
生後6か月
ついにやってきた生後6か月。10倍粥からの再スタートです。
結果から言うと、全く食べませんでした。もちろん口が開くわけもなく。
このへんで本当にどうしよう・・・これはやばいかもと思い始めました。検索して出てきたものはほとんど試したといってもいいと思います。
前述した食べさせる時間や授乳時間の調整はもちろん、スプーンを持たせてみて自分で口に誘導してみたり、親が食べておいしーい!と言ってみたり、手作りだけでなく、市販の離乳食を試してみたり。お粥何口~というのも一旦おいておいて、他の食材を色々試してみたり。でも全部効果なし!!
離乳食に関して娘の口が開くことはありませんでした。。
この頃は離乳食をパクパク口を開けて食べるお子さんたちを見て、驚愕したことを覚えています。え、口開けてる!なんで!?という感じ。それと同時に本当に「なんでうちの子は食べないんだ?」と悩みました。
離乳食を食べない原因はおっぱい大好きだから!と書いてあること、よくありますよね。わが娘は別におっぱい大好きなわけでもなく、執着があるわけでもなし。完母ではありましたが、母乳が離乳食を食べない原因ではなさそうだったのも悩みに拍車をかけました。
結果どうしたか?
離乳食やめました(2回目)
色々意見はあるかと思いますが、私は思い切って一度やめてみようと。なるべくストレスなく育児をしたいと考え、離乳食については考えるのをやめました。「幼稚園になっても母乳だけの子なんていないんだから、いつか人は食べる」その言葉を信じて・・・。
ちなみに、生後8か月頃に赤ちゃんせんべいを少しずつ食べはじめたものの、他の食事には一切興味なしでした。
私の個人的な計画としては娘が1歳のときには卒乳(断乳)をするつもりでいましたが、ここにきて暗雲・・・。もうなるようになれ!という想いです。
なお、飲み物に関しては、ストロー飲みは生後6か月頃でマスター。お水や薄いお茶は飲んでいました。
きっかけはひょんなことでした
離乳食に一切口を開かないまま迎えた生後9か月の後半。きっかけは本当に偶然でした。
ある日の夕食、夫が膝に娘を乗せていたときでした。興味深けに娘が見つめるのは、夫が毎日食べていて愛してやまないおかめ納豆。まだタレをかける前だったこともあり、お箸で娘の口に1粒持っていくと、口を開けた・・・!食べた・・・!!!
両親大感動です。その後も5粒ほど納豆を食べた娘。うーん、納豆好きのDNAが受け継がれていたのか。盲点でした。
(ちなみに離乳食では納豆はひき割りや潰したものが推奨されていると思います。今までもひき割り納豆を与えたことはありましたが、そちらには全く興味を示さず。小粒納豆を食べた後もひき割り納豆ではNGでした。)
この後、通常のご飯(お粥ではない)も1粒ずつあげてみたところ、なんと口を開けるではありませんか。
そう、娘はドロドロした離乳食が嫌いで大人と同じものだったら食べたのです。
これが判明した後はだいぶ気が楽になりました。
もうドロドロとした離乳食にこだわる必要はない、とスッパリ諦め、ご飯は大人と同じものを用意。少しずつご飯を食べる量を増やしていきました。
ここからは早かったです。。まるで今までの遅れを取り戻すかのよう。あっという間にパンやバナナもペロリと食べるようになりました。
いまや娘は・・・
娘の食欲は1歳を過ぎたあたりから、こんなに食べていいんだっけ?となりはじめ、今や保育園の先生にも認められる大食い娘に。2歳になって一時より落ち着いたかなー、と思いますが、母である私より食べてるんじゃ・・・ということもしばしば。
2歳になっても納豆ラブ!は変わらずで自分の分を食べ終わると、父親の分までとろうとしてくる程。納豆DNA恐るべし。
なお、気にしていた卒乳は予定通り1歳になったときにあっさりとできました。
きっとお子様が離乳食を食べないと悩んでいる方、沢山いると思います。
私も「うちも食べなくて・・・」と聞いても食べる量が少ないという悩みだったりして、いやいやうち一切食べませんから!と何度思ったことか。まさか離乳食飛び越えて、大人と同じご飯が良かったなんて思いもしませんでした。
娘の場合は納豆をお箸で食べさせることで食欲の扉が開きましたが、扉の開き方もそれぞれのはず。椅子を変えたら食べるようになった、なんて話も聞いたことがあります。
その時から、色々工夫しても子どもが離乳食を食べてくれない!というのは親のせいではなく、子どもの個性の1つなのかなと思うことにしています。だって何やっても食べないものは食べない!笑
このページにたどり着いているということは、悩みながらきっと色々な工夫をしている方のはず。毎日0歳のお子さんの子育てだけでも大変なのに、更に離乳食のことで憂鬱になったら疲れちゃいますよね。
なかなか勇気がいることだとは思いますが、0歳の間は母乳やミルクをしっかり飲んでいるのであれば一度離乳食をお休みしてみた人もいるよ、という1つの例として参考にしていただければと思います。(単に素人の1例ですので周りの方々にも相談してみてくださいね)
以上、我が家の離乳食体験記でした。
果たして2人目の離乳食ライフはどうなるのか!?今からドキドキしているみなみでした。