赤ちゃんが生まれる!ウキウキした気持ちで出産準備をしている中で悩むことは沢山。抱っこ紐はその代表格だと思います。
年々様々な抱っこ紐がリリースされ、
- 新生児から使えるもの・使えないもの
- スリングタイプ or ラップタイプ
- メッシュ素材 or コットン素材
などなど・・・本当にキリがないくらい選択肢が!
私も1人目のときは抱っこ紐ジプシーで様々なものを購入し試しました。
特に私は元来、肩こりと腰痛に悩まされており・・・。
赤ちゃんを抱っこするならば切り離せないこの悩み。
少しでも負担がかからないものを探し試していた中でこれは薦めたい!と思ったのが今回紹介するベビーケターンです。
特に首・腰が座る前の時期には本当に重宝する抱っこ紐で!
腰が据わってからはメッシュタイプのエルゴと両方使いでしたが、持っていて損がないアイテムと断言できるほど。
そんなわけで今回は、私が2人の娘にわたって愛用している新生児から使える抱っこ紐、ベビーケターンの魅力をお伝えします。
Contents
Baby K’tan(ベビーケターン)って?


日本公式サイト:https://www.babyktan.jp/
ベビーケターンは2007年にアメリカで誕生した抱っこ紐。
スリングタイプやボバラップを代表とするラップタイプ、そしてエルゴやベビービョルンなどのベビーキャリア、それぞれのいいとこどりをしたようなデザインと使い心地が特徴です。
ベビーケターンの構造は子どもの体重を分散させ、抱っこする側の身体の負担を軽減することが可能。
そのことが評価され、2014年にキッズデザイン賞を受賞した他、数々の受賞歴もあるんです。
なんといっても装着が簡単!
5通りの使い方で、新生児3.6kg~15.8kgまでの乳児・幼児への使用が可能。
しかも、よく抱っこ紐で心配される赤ちゃんの股関節や腰に対しても国際股関節異形成協会によって指示通りに使用した場合、「腰の健康に良い」製品だと認定されているんだとか。
私が使っているのはコレ!

ベビーケターンには、
- オリジナル
- アクティブ
- ブリーズ
という3種類の商品があり、それぞれ素材が異なります。
私が使用しているのはアクティブ。
スポーツウェアのような高機能繊維で作られており、通気性が高く、紫外線も遮断してくれる優れもの。
オリジナルに比べて少し値段が高めですが、機能性のことを考えると、断然アクティブがおすすめです。
大きさはと言うと、こんなにコンパクト。

重さも約450gとペットボトルより軽いんです。
ベビーカーメインになっても、持ち運びたい抱っこ紐。
この大きさと軽さなら邪魔にならないですよね。
現在は私の持っているものとはロゴが変更されているようです
着用したらこんな感じ
先程の袋を開くと、抱っこ紐本体が出てきます。
袋は裏返して、サッシュベルトになり、抱っこの補強に使えます。

で、これを装着するとこんな感じ。生後2か月で抱っこ抱きをしています。

私からの視線はこんな感じ♡

この抱っこ抱きは本当に簡単に装着可能!
赤ちゃんを待たせることありません。
詳しい装着の仕方は公式HPの動画を見るのがわかりやすくておすすめです。
肩こり・腰痛持ちさんにおすすめな理由

なぜベビーケターンが肩こり・腰痛持ちさんにもオススメできるのか?
それは、赤ちゃんの重みがどこか1点ではなく、上半身全体に分散されるからです。
例えば、ベビービョルンのオリジナル。新生児から使え、装着も簡単で人気がありますよね。

ただ、赤ちゃんの重みを肩のみで支えるため赤ちゃんの体重が重くなってくると肩に限界がくる、と言われています。
また、このようなスリングタイプも片方の肩のみに負担がかかる=腰や身体の片方のみに負担がかかるため、私にはNGと考えていました。

それに対してベビーケターンだと、両肩に布がかかるので、身体の片方のみに負担がかかることがないんです。

また、赤ちゃんは肩で支えているという感じはなく、上半身全体に引っ付いているという感じ。
そのため上半身全体に重さが分散され、肩や腰単体に負担はかからない、というわけなんです。
ベビーケターンのメリット

肩や腰への負担軽減以外にも、娘2人に渡って使い続けている理由は沢山あります。
①首座り前から気軽に使える!
抱っこ紐が首座り後から使えるものが多い中、新生児から使えるのは大きなポイント。
長女が生まれた時は、新生児の場合エルゴもインサートが必須だったのですが、どうも私が下手なのか使い心地が悪く・・・
これで赤ちゃん苦しくないのかな?と思っていました。そして何より暑そう・・・。
それに対しベビーケターンだと、薄手の布なのでガッチリした抱っこ紐より涼しそうな上、しっかり赤ちゃんの顔が見えるため、赤ちゃんも大丈夫、と安心することができました。
今は2代目として次女が毎日使っています。
というのも、長女の送り迎えのため、どうしても首座り前から外出が多くなるんですよね。
そんな時にさっと使える抱っこ紐は本当に便利です。
②薄くて軽いので、洋服にも響かず、持ち運びもラクラク。
エルゴなどの抱っこ紐はどうしてもゴツくなりがち。
コートを羽織ったら肩がガンダムみたいに!なんて声もよく聞こえてきます。
ベビーケターンの生地はTシャツ程の厚みしかありません。
そのため、重ね着が多い季節でも洋服に響くことなく、スマートにコートも着られるんです。
また、薄手のため洗濯も簡単なのが嬉しいポイント。
抱っこ紐って汗や赤ちゃんの履き戻し、よだれなどで汚れることもありますよね。私は気になったら洗濯機にポン!と入れて洗濯しています。
薄手で乾くのもすぐなので、朝洗ったら夕方には使えてしまうんです。
そして、最初に書いた通り、重さはわずか約450g。
身につけるとほとんど気になることのない軽さです。
どうしても多くなりがちな赤ちゃん連れの荷物。使用しない場合の持ち運びも楽なのは有難いですよね。
③装着が簡単
布1枚だけなので、装着も簡単です。
特に一番重宝する抱っこ抱きは、布の中に赤ちゃんのお尻を入れるだけ。
最初は鏡を見ながら装着すると簡単にできますよ。
④安心の密着感。赤ちゃんもスヤスヤ
写真を見るとわかるように、抱っこする人と赤ちゃんは呼吸が感じられるほどぴったりと密着します。
これに赤ちゃんは安心するのか、抱っこしている大半の時間はスヤスヤ。
起きていても大人しく回りを見渡すくらいなんです。
また、赤ちゃんの安心感は抱っこする側の安心感でもあります。
顔もきちんと見えることに加え、呼吸をしていることが直に感じられるので、「うんうん、生きてる」と思いながら抱っこしています。
ベビーケターンのデメリット

ベビーケターンのメリットを沢山お伝えしてきましたが、もちろんデメリットも。私が感じたデメリットを2つあります。
①夫婦での共有がしにくい
エルゴを始めとしたベビーキャリア型の抱っこ紐は、ベルトの長さを変えれば夫婦での共有が可能ですよね。
ベビーケターンのサイズはXS~Lサイズまであり、身長や胸囲によって使用するサイズが異なります。
つまり、夫婦で使用したいけど、サイズが違えば、それぞれで買わなくてはいけない、という事。
パパ用・ママ用としてそれぞれ準備するのはなかなか厳しいと思います。
XSサイズを使用している私のベビーケターンを身長差25cmある夫が試しに首にかけてみると、赤ちゃんの入る隙間なんて全くありません。
そのため家族でお出かけする時でも、エルゴ等が使用できない首座り前の抱っこ係は私に。
夫も抱っこしたい・・・と残念そう。密着するがゆえに、そんな問題が発生するんです。
もちろん、身長や体型によっては共有することも可能!
私の場合、夫とは難しいものの、身長が同じ母との共有は可能です。
②使用可能期間が限られる
ベビーケターンはエルゴ(おんぶを除く)やベビービョルンと同じように36ヶ月まで使用することが出来ます。
しかし、これは腰抱きの場合。

そう、この腰抱きだと肩と腰に影響ありそうな可能性が高い・・・
やはり一番負担が少ないのは抱っこ抱きだと思います。
この抱っこ抱きの使用推奨期間は~18ヶ月。1歳半までです。
なるべく長く使いたい抱っこひも。1歳過ぎてもまだまだ抱っこ!のお子様もいると思うので、ここは少しデメリットかなあ、と思います。
ちなみに我が家の長女の場合はベビーカー好きだったこともあり、1歳の頃には抱っこ紐は卒業していましたが、もしもの時のお守りとしてベビーケターンを持ち歩いていました。
これはメリット?デメリット!?
メリット!?デメリット!?感じ方はそれぞれですが、ベビーケターンを使用していると注目されやすいです。
というのも、エルゴやビョルンと異なり赤ちゃんの顔が埋もれることなく、小さい頃からしっかりと見えるので、「わあ、赤ちゃんだ♡」という反応をよくもらいます。
そしてよく話しかけられます。特におばさま、おばあさまから!
知らない人からこんなに話しかけられるのも、赤ちゃんの期間ならでは。せっかくの貴重な時期、注目を集めるのも良いかもしれないですね♡
少しでもママの負担を少なく!

ベビーケターンの魅力、そして使ってきたからこそわかるデメリットもお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
抱っこが必須の赤ちゃんの時期。
同時に、慣れない育児や今までにない重さの赤ちゃんを持つことで、肩こり腰痛に悩まされる方も多いと思います。
私もその1人。
少しでも負担を減らすためにたどり着いたのがベビーケターンでした。
沢山ある抱っこ紐の中でも、自信を持っておすすめできる、首や腰が据わる前には持っておいて損なしの抱っこ紐。
赤ちゃんの抱っこ紐どれにしよう?と悩んでいる方はぜひ1度試してみてくださいね。
以上、みなみでした。